いこま会議

 いこま会議というものに参加してきた。

 環境自治体会議という全国の環境政策に関心のある自治体のネットワークがあり,
そこが1年に1度,全国大会をやっている。
今年は,奈良県生駒市が会場。

環境政策に関する12の分科会があり,私は廃棄物・資源循環1のコーディネーターを
務めることに。テーマは,容器包装廃棄物の2R(リデュース/リユース)で,
自分の専門外なのだけれど。

話題提供者とテーマは以下の通り。
251-ikoma00.jpg
環境省の室長の方に来ていただいたほか,有名な方がたくさん。

分科会の参加者は,30名ほどだったが,会場からの質問・意見交換も活発で,
結構盛り上がって良かった。

話題提供者の方々は,有名な人たちだけれども,
これまでなかなかお会いすることができない人たちだったので,
今回ご挨拶ができて良かった。

251-ikoma-fukuro01.jpg
251-ikoma-fukuro02.jpg
会議資料が入っていたお土産のエコバッグ。
下のは,環境モデル都市としての生駒市のマーク。


251-ikoma03.jpg
会議録。多岐にわたっていて全部読むと勉強になります。

都市学科でも,こんな環境都市に関する議論がしたいと思った一日でした。

長与時津の焼却炉

 3月に長崎へ行った目的は,この焼却施設の見学だった。

250-nagayo01.jpg
長与・時津環境施設組合の焼却施設です。

250-nagayo03.jpg

焼却廃熱を利用して作った足湯があります。大村湾を眺めながらほっこりと。


250-nagayo04.jpg
焼却炉は,こんな感じで燃えています。

250-nagayo05.jpg
これがごみを焼却した後の焼却灰です。
いろいろな焼却灰を見ていますが,かなりきれいな方です。
これを有効利用できるかどうかが私のテーマ。

ところで,最近の焼却炉は,小学生の社会見学で利用されることもあり,
見学通路などがきれいに整備されている。

見学しやすく,ごみ問題やごみ処理技術を理解しやすいように,
各メーカーや施設の人が工夫をしているのだけれど,ここでの展示を見て,
思わず声を上げてしまった。


250-nagayo06.jpg

250-nagayo07.jpg
こんな所で恩師に会えるとは思いませんでした。
たしかに展示コーナーには最適です。

高月先生の「ハイムーン工房」はこちらです。→→ハイムーン工房

スイカの皮の話

 スイカ,好きですか?スイカって,何となく,ワクワクしませんか。

238-suika1.jpg

 自分の誕生日がちょうど今頃で,子供の頃は毎年,誕生日に,
その年で最初のスイカを食べるのが,とても楽しみだった。

 最近はハウス栽培で,頑張ればスイカも年中いつでも食べられるし,
普通のスーパーでも5月頃から当たり前のように売られているので,
誕生日に初物を食べるという喜びはなくなったけれども,
今でもスイカは好きだ。


 お店に並ぶ時期も変わったが,個人的にはスイカの食べ方が変わった。
最近は,こんな感じに小さく切って食卓に並べることが多くなった。
238-suika2.jpg

 ホテルの,それも海外のホテルでこんな風に出されることが多くて
覚えたような気もするが,皮がなくて簡単に食べられるし,
手も汚さず,汁をこぼさずにきれいに食べられるので,
最近は我が家では,もっぱらこのスタイルになっている。

 ところで変わったと言えば,スイカの種類にもよるのかもしれないけれども,
薄くなってますよね,皮が。

238-suika4.jpg
238-suika3.jpg

 で,このスイカの皮,というのが,実は,ごみの分野では,結構,話題になる。

 日本では,家庭からのごみの処理は焼却処理が一般的なのは知られているが,
生ごみなど,水分の多いごみは焼却する時には厄介で,不完全燃焼を起こしたり,
最悪の場合は,そのままでは燃えなくなって火が消えてしまったりする。

 最近は,ごみの中にプラスチックや紙などが多く,ごみのカロリーが高いので
ごみが燃えない,と言うことはほとんど無いはずだが,昔は,生ごみのせいで
ごみを燃やすのに苦労したらしい。

 その象徴みたいなものがスイカの皮で,特に夏場は,スイカの皮がごみとして
大量に入ってくると,ごみが燃えなくて困ったらしい。たしか大阪市では,
スイカの皮を,特別に処理する対策を取っていたと聞いたような気がする
(後日,情報を追記します)。

 僕の授業でも,焼却処理を教えるときには,ほぼ必ず
”スイカの皮が大量に入ると,ごみが燃えなくて大変なんです。”
と話している。僕の授業に限らず,廃棄物処理の授業を聞いた学生は,
ほとんどが耳にしたことがあるのではないかと思う。

 と言う訳で,最近,品種改良で,スイカの皮が薄くなったと言うことは,
ごみの焼却処理への負担がかなり減っているはず……と
スイカを切りながら,そんなことを思ったのである。

 こんな話を妻にしていたら,さらにもう一歩踏み込んだ考えが……。
そもそも,スイカって,皮は食べなくて,中身だけを食べたいってことを考えると,
スイカの皮というのは,そもそも容器包装廃棄物そのものではないんだろうか。

 と言うことは,農家の方が品種改良でスイカの皮を薄くしていると言うことは,
ものすごく立派な容器包装廃棄物のリデュース(発生抑制策)になっている。

 一昨日は,そんなことを思いながら,スイカを食べた。
プロフィール

水谷聡

Author:水谷聡
@大阪市立大学 工学部 都市学科

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ライフ
2127位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
エコロジー
64位
アクセスランキングを見る>>
最新記事
リンク
カレンダー
12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR