『危険社会』とウーリッヒ・ベック


 ドイツの社会学者,ウーリッヒ・ベックが亡くなったとアサヒコムで見つけた。

ウルリッヒ・ベックさん死去 ドイツの社会学者

 ドイツを代表する社会学者で「リスク社会論」の第一人者、ウルリッヒ・ベックさんが1日、心臓発作のため死去した。70歳だった。独主要メディアが伝えた。

 今の世界を「リスク社会」と名付け、富の生産を追求した近代化や市場経済の成果が、原発事故や環境汚染などのリスクとなって跳ね返ってくると指摘した。また、それに対応した新たな政治の必要性を訴えた。

 86年の著書「危険社会」で、原発事故に象徴されるような世界的「リスク」が登場してきたことをいち早く指摘。産業化が成功した結果として生み出された、予測することも補償することもできないリスクに揺り動かされる世界として現代を分析し、チェルノブイリ原発事故後の世界や東日本大震災後の日本に大きな影響を与えた。

(以下略)

アサヒコムより転載



 大学2年の秋,公害や環境問題に興味を持っていた大学同期の数人が集まって,
勉強会を始めた。その後,そのメンバーで『みどりむし』という月刊のミニコミ誌を作って
大学で配ることになっていくのだけれども,その時に最初に輪読をすることにした本が,
このウーリッヒ・ベックの『危険社会(Risikogesellschaft)』だった。

危険社会
久しぶりに本棚から引っ張り出しました。


 1年ほど前に,久しぶりにそのメンバーが集まった時,たまたまウーリッヒベックが
話題に上って,
 「いま彼は社会学ではすごい大物になっている」
との話で盛り上がった。

 僕は社会学には詳しくなくて,彼のことはまったく知らなかったのだけれども,
当時,恐らく出版されたばかりだったこの本を輪読対象に選んだ同期の仲間の
見る目の確かさには感心する。


 実は当時,難しかったという印象だけで,本の中身は全く覚えていないのだが
もう一度読み返してみようかと思った。

 ご冥福をお祈りします。

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