五山の送り火とお供え物の回収箱

 夏休みには短い時間の合間に,あちこち出掛けたのだけれども,お盆前のオープンキャンパスの学科責任者に当たっていたので,何となく落ち着かない日々だった。

 

 とは言いながら,お盆には,京都では大きなイベントがある。大文字焼きなどとも呼ばれる,五山の送り火である。

 

 子供の頃は愛知県に住んでいたのだが,祖父母が京都の伏見に住んでいて,お盆は京都で過ごすことが多かった。送り火には特に大きな感慨は抱かなかったものの,いつもは禁止されているマンションの屋上に登れるのが嬉しかった。

 

 学生になって京都に住むようになると,お盆の時期は夏休みだし暑いので,むしろ京都から逃げ出していることも多かった。クラブの先輩に「大文字なんか,まあ4年のうちに1回見れば充分」と言われたことも思い出す。確かに火は付いていないものの,大の字だけなら,いつでもキャンパスのすぐ近くで見上げることができるのだから,それもそうだと思って,学生時代には,送り火を見た記憶があまり無い。

 

 最近は,送り火の人気も高まっているようだ。「そうだ,京都いこう」のキャンペーンで京都は大ブレイクして,新緑と紅葉のシーズンは観光客で大賑わいだが,夏は暑さもあって観光が落ち込む。そこで,市としては,この五山の送り火を夏の観光の目玉として大々的に宣伝していると聞いたことがある。まあ,遠くから毎年見に来るようなものではないと思うが,ニュースなどでもよく取り上げられるし,一度くらいは見たいと思う人は多いかもしれない。
 


 

う~む,お盆に現世に出てきた幽霊のようですね。

 


そういえば,この日(8/16)に京都市内を移動していたら,あちこちで,こんな箱を見つけた。

ごみ箱と言っては罰当たりですね。

お盆のお供えを回収する箱。


回収時間は決まっているのかしらん。京都市が無料で回収しているようなので,機会があったら京都市の人に詳細を聞いてみよう。

それはともかく,「段ボールは,別途リサイクルします」と言うのと,「お供物以外は入れないで」というのが,世相を反映していて興味深かった。こんな所に(お供え物以外の)ごみを捨てたら,それこそ罰が当たりそうだが,書いておかないとごみで溢れるのだろうか?そちらの実態も,ぜひ聞いてみたい。

 

 

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