ハニアのホテルと目玉焼き

  国際会議は大きな会議場で開かれることも多いが,こぢんまりとした会議なら,ホテルで開かれることも多い。そう言うホテルは大抵,かなり値段の高い立派なホテルなのだが,学会の参加者にはすこし割引サービスがあって,割安で宿泊できるようになっている。

 

 もちろん他のホテルに泊まっても良いのだけれども,会議の会場と同じホテルに滞在していれば,少しの休憩時間でも部屋へ戻ったり出来て便利だ。それに海外のホテルの場合は,値段が高いのは安心料みたいなところもあるから,少し高くても利用することが多い。

 

 今回宿泊したのは,クレタ島のハニアにある”Minoa Palace Resort & Spa ”という立派なホテル。☆☆☆☆☆ホテルですが,こういう機会でないと泊まれませんからね。

 

学会の垂れ幕が掛かっています。 

 

 

渡り廊下で道路を超えた向こうにあるのが会議場。

その入口に上品な雰囲気のごみ箱が。

 

 陶器のようです。素焼きっぽい。

 

ビニール袋がかぶせてあるのが,興醒めと言えば興醒め。

もちろん掃除しやすくて,衛生的なんですが。

 

大きなプールもあって,さすが☆☆☆☆☆です。

 

 

これはレストランの一角。

右側のものがごみ箱だと思って近づいて見てみたら,

使用済みのテーブルクロスを入れる箱でした。

 


 ところで話はごみからは大きくそれるのだけれど,英語で目玉焼きを"Fried Egg”と呼ぶ理由が,昔から分からなかった。フライドポテトと目玉焼きでは,あまりに違うし……。皆さんはどうでしょうか?

 

 どうも感覚的に理解できていないものだから,レストランで目玉焼きを注文する時もスムーズに単語が出てこなくて,一拍おいて頭の中で翻訳してから"Fried Egg"と頼んでいたのだが,今回ついに,その理由が分かりました。

 

これ,どうやって作るかご存知でしたか?

 

 

 

はい,オリーブ油の中を卵が泳いでおります。

油いっぱいのフライパンに卵を割り入れるんですね。

驚きでした。

 

だんだん近づいてまいりました。

まさに,フライドエッグ!

 

 オランダ人のHans先生に写真を見せながら聞いたところ,「オランダでは,バターを溶かして,同じように作るよ。」とのこと。オランダでも何度か目玉焼きを食べましたが,知らなかった。

 

 日本の作り方だと,目玉焼きですけど,↑を見ていると,目玉揚げですね。ようやく腑に落ちましたので,これからは,気持ちよく”Fried Egg”とリクエスト出来そうです。

 

 

 

 

 

 

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