ある不幸-のぞみにて
先日、石炭灰の有効利用に関する検討会が東京都内で14時からあった。家から直接行くのであれば、午前中は家で仕事をしてゆっくりと東京へ向かえば良かったのだが、あいにく、その日は大学で1限の授業がある日だった。
と言うわけで、家を6時過ぎに出て大学に行くことに。準備をした後に9時から10時半まで授業をして、終わってから荷物をまとめて、大学を出たのが、10時45分頃。最寄りの杉本町駅から阪和線~大阪環状線~京都線と乗り継いで、11時40分頃に新大阪駅へ。指定席の切符を買って席を確保した後、弁当を買って、ホームに上ったのが11時50分過ぎで、12時ちょうど発ののぞみ20号に乗った。事前に伝えてはいたものの、会議には40分ほど遅刻。<(_ _)>
この日は新幹線の中でも仕事をして行きたかったので、電源があって無線LANが使えるN700系に乗りたかったのだが、幸いなことにのぞみ20号がちょうどN700系。コンセントの使える窓側の席が予約できてラッキーと思ったのだったが、列車が入ってきて席に座ってみると……
ありゃ、座席の網ポケットにコーヒーを飲んだごみが。
腹が立ったので、アップで。
しかも隣の席も。2人で仲良くコーヒーを飲んだのでしょうね。
類は友を呼ぶ、ということでしょうか。
こういう人たちとは、友達になれそうにありません。
自分の出したごみは自分で始末するのが当然だが、100歩譲って、終点で降りるということならば、スタッフが掃除をするだろうから……という思いになるのは分からないでもない。
しかし今回は新大阪なのだから、次に誰かが乗ってくるのはほぼ間違いない話。彼(彼女?)にとっては、ごみを捨てるのが面倒だったのだろうが、次の乗客が感じる不愉快な思いはその比ではない。
こんな簡単なことが分からないという想像力の無さを見せられると、どっと疲れてしまう。しかもこう言うことをする人に限って、自分が同じ目に合わされたら、ものすごく怒りそうだから困る。
仕方がないので、弁当を食べはじめる前に、とりあえずコップ2つをごみ箱まで捨てに行った。両手に持っていったので、カメラを持っていくのを忘れ、ごみ箱を撮り忘れたのが心残りである。