ビンゲン(ドイツ)のごみ箱

 2003年にローレライで有名なライン川くだりをした。ライン川クルーズは日本人観光客も多く,日本語の解説が流れる程である。ローレライは,川辺にそそり立っている崖で,こんな感じの所である。

旗が立っているところがローレライ。

近づくとちゃんと日本語で知らせてくれます。

 

 この時は時間に余裕があったので,コブレンツ,リューデスハイム,ビンゲン,マインツなど,川沿いのいろいろな街を回って楽しかった。途中で古城ホテルで一泊したのも非常にいい思い出である。

 

 ところでその中のビンゲンという街で見掛けたごみ箱がこちら。



ドイツっぽいごっつい感じのごみ箱ですね。

 

 写真だけ撮って,中(=ごみ)をきちんと見る時間がなかったので,何の分別をしているごみ箱なのか長い間分からなかったのだが,先日,高校時代の同級生でドイツに駐在経験のあるF君からメールが届いて,その謎が解けた。

 

 「こちらの3色のごみ箱は、瓶のためのごみ箱で、色は、瓶のガラスの色に対応しています。すなわち、緑の瓶は緑の箱に入れる、というものです。瓶しか捨てないので、捨てる入口も丸くて小さくてOK、というわけです。」

 

 なるほど。京都に住んでいるとビンを色別に回収するなどと言うことはないし,ドイツの容器包装廃棄物の回収システムでは,消費者は細かい分別をしなくても良い,という印象が強かったので,3色のビンを分けているとは全く気が付かなかった。

 

 と言うことで,積年の悩みが解決してF君には感謝しているのだが,せっかくならビンがきちんと分別されているか,中をきちんと見ておけば良かったと,改めて悔しい思いをしている。

 

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