世界の車窓から
このブログのタイトルはいろいろ考えて「世界のごみ箱から」としたのだが,気付いている人もいるかも知れないが,これはテレビ朝日の「世界の車窓から」を意識している。
長寿番組だからご存知の方も多いと思うが,世界各地で列車の旅をしながら,その土地の風景や人々を紹介する,たった3分の短い番組番組である。ところが自分が行ったことのある国が紹介されていると,いろいろと自分の旅行のことが思い出されたりして,一緒に旅をしているような気分になってくる。1回1回の放送が短時間である分,同じ列車の旅がしばらく(数週間とか)続くのだが,自分の知っている国だったりすると,続きが気になって,毎晩ついついチャンネルを合わせてしまうような不思議な魅力を持っている。
オーストラリアのケアンズに遊びに行って,キュランダ村を訪ねた話は少し前に書いた。で,そこからケアンズの町へ帰ってくるときに乗った電車がこちら。
「世界の車窓から」のオープニングで使われたこともある電車で,このショットは見覚えのある人も多いのではないだろうか。大きな滝の真ん前に駅が作られていて写真撮影の為に停まってくれたりする観光客向けの列車である。キュランダ村へは,世界最古の原生林の上をロープウェーで行き,この列車に乗って帰ってくる,というのが定番のコースらしい。機会があれば,また乗ってみたい列車である。
ところで,ごみ箱が出てこないじゃないか,と思った人は,こちらをどうぞ。室内で暗く,列車も揺れたので,ぼけてしまっているが,お許し下さい。
このブログも「世界の車窓から」にあやかって,細く長く続けたいものです。