駅から消えるごみ箱

 先日,読売新聞の米山さんという記者の方から取材を受けた。
関東地方を中心に,鉄道の駅からごみ箱が撤去されている,という話で,
今日(230131)の段階では,まだ読売オンラインで記事を読むことが出来る。
駅からごみ箱が消える~読売新聞オンラインへ のリンク

 自分のコメントはもちろん文言の確認をさせて貰ったが,
記事の全体像はきちんと把握しておらず……。
できあがった記事を読んだら,ずいぶんしっかりと取材されていて,
自分のコメントが何だか薄っぺらくて恥ずかしかった。

 家庭からのごみの持込が絶えない,というのは,
最近は駅に限らず,公園やコンビニなど,あちこちで聞く話で,
性善説ではやっていけない近年の世相を反映していて残念だ。

 ごみの処理は,日頃は行政サービスとして税金で行われているので
あまり意識されないかもしれないが,結構お金が掛かる。
事業系のごみの場合は,事業者が費用を負担して処理するので,
特に大きな事業所では費用も馬鹿にならず,
家庭ごみを持ち込まれるようならやってられない,というのも理解できる。

 もちろん,持込が増えたのは,恐らくごみの有料化などの影響もありそうで,
その意味では,社会全体が,ごみ処理がタダではない,ということを認識している
過渡期なのかもしれない。

 コメントでも少し触れたが,費用は誰が負担するべきなのか,
そもそも実際に捨てられているごみは,どのようなモノなのか,
家庭ごみなどが混入しているとあるが,実際の割合はどの程度なのか,など
考え出すとなかなか奥が深い話で,今回の取材を通じて,
改めていろいろと考えさせられ,勉強になった。

 とは言え,
「ごみ箱の撤去はやむを得ない面もありますが,
ごみ箱好きとしては,あちこちからごみ箱がなくなっていくのは寂しいですねえ。」
というのは,取材のかなり早い段階で述べた感想だった。

 さて,関東ではかなりの鉄道事業者がごみ箱を撤去しているようだが,
日頃通勤に使っている,JR西日本の駅では,まだごみ箱は設置されている。
ただし,ちょっとした変化があって,大学の最寄り駅であるJR杉本町駅では,
昔はホームにあったごみ箱が,改札口の近くに移動してきていた。

323-sugimotocho01.jpg
改札を入ったすぐ目の前に,ごみ箱があります。

323-sugimotocho02.jpg
昔はホームにあったのですが,今はない,と宣言されています。

ごみ箱好きとしては,どんな形でも残って貰えれば嬉しいのだが,
ホームから撤去した理由について,JR西日本の担当者に,ゆっくり聞いてみたいと思った。

また先日,ホームのごみ箱跡を見つけたので,写真は改めて追加します。






新年のご挨拶2023

皆様,明けましておめでとうございます。

新年のご挨拶をするのも(つまり元日にブログを更新するのも)調べてみたら2020年以来でした……。

さて新年のご挨拶に相応しいか分かりませんが,昨年12月の始めに撮った写真です。
322-2023greeting1.jpg
写真にごみ箱はありませんが,大阪府堺市にある埋立の終わった最終処分場(埋立地)です。
タヌキが棲み着いたり,サシバも飛んできたりするような貴重な場所になっています。


今年も,本ブログを,よろしくお願いします。
プロフィール

水谷聡

Author:水谷聡
@大阪市立大学 工学部 都市学科

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