講義室にごみ箱は設置したのですが

去年一年間は,ごく一部を例外として,ほとんどの授業が遠隔だった。
うちの大学では,今年度は対面で実施する,という方針が早々に打ち出されて,
いろいろな準備がされていた。

例えば,教室の机には1つ間を開けてバーコードが貼られていて,
バーコードのある席にだけ座れるような工夫されていた。
講義を受ける時には学生がスマホでバーコードを読み込むことになっていて,
それによって自動的に座席表が作成されて,誰がいつどこの席で受講していたのか
分かるようになっていた。

また,教室の入り口にアルコール消毒液が常備されているほか,
受講の前後で自分が座った机の周りを消毒できるように,
アルコールと,ペーパータオルと,ごみ箱も設置されていた。

教室のコロナ専用ごみ箱

教室のコロナ専用ごみ箱

と,ここまで対策をして臨んだ対面授業だったが,残念ながら
蔓延防止等重点措置 と その後の緊急事態宣言を受けて,
早々に遠隔授業に切り替え……。

バタバタと対応に追われることになってしまった。

と言っても,スケジュール調整などでいろいろバタバタはしたものの,
去年は初めての遠隔授業で動画教材の準備に追われ,
学生の評判や要望を聞いて,改善したり,作り直したり……と
試行錯誤をしていたことを考えると,
昨年作った動画教材があるので,かなりゆとりがある。

せっかくなので,授業の動画教材は,昨年使ったものを今年も使って視聴してもらうことにして,
対面で実施する時間については,Zoomで相談コーナーを設けようと思っている。

もちろん,対面授業には,遠隔授業では得られない良さがあるけれども,
遠隔授業には遠隔授業なりの良さもあるから,両者を上手く組み合わせて
学生が有意義だと思ってもらえるような授業をすることが大事だろうと思っている。

最近でも,マスコミの報道などでは「遠隔授業なんて怠慢で,対面授業が良い」という
学生の声が大きいように思うけれども,
「廃棄物工学」の今年の1回目の講義の後に取った学生へのアンケートでは,
以下のように,遠隔希望と対面希望と,ほぼ半々だった。

299-jugyokeitai-questionair.jpg


学生も通学状況の違いや同居家族の違い,授業形態との相性,など色々あるだろうから
どちらが良いのかは,一概には言えそうもない。

ただ,これまでは考えたこともなかった「遠隔授業」というものが,けっこう有意義で使える,
ということに気が付いたのは,コロナ禍で得られた,メリットだと思う。

とは言え,早く落ち着いて,安心して対面授業が出来るようになって欲しいものですね。


プロフィール

水谷聡

Author:水谷聡
@大阪市立大学 工学部 都市学科

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