『循環とくらし』第7号

私が日頃活動している,廃棄物資源循環学会が
『循環とくらし』という雑誌を発行しています。

ごみ問題の解決には,市民との協働が不可欠と言うことで,
廃棄物資源循環学会には,
市民会員という会員資格があるし(年会費も少し安い),
市民編集号という雑誌を定期的に出したりもしています。

その『循環とくらし』の第7号が先日発行されて,
webでも公開されたので,ここでも少し宣伝しておきます。
→こちら。

273-junkan_to_kurashi7-2.jpg


特集タイトルは「旅ゆかば ~自然との共生~」で,
旅行や観光とごみの話が並んでいます。

私も
観光地のジレンマ ~観光地にごみ箱は設置すべき?~
と言うタイトルで1つ書いています。

正解のない,なかなか難しいお題で,
私の単著にはなっていますが,仕上げるまでには,
編集委員や事務局の方々に,かなりアドバイスをいただきました。
素敵なイラストも入れてもらいました。感謝。

1冊500円ですが,webでもほぼ全ての記事が無料で読めます。
宜しければ,お目通しを。
もちろん,買って頂ければ,なお嬉しいですが。


ソウルのサービスエリアの更に新しいごみ箱

皆様,すっかりご無沙汰しております。

今年はマメに更新しますと宣言したのが正月でしたが,今はお盆過ぎで,今年2回目の更新です。
何を言っても狼少年,というよりも狼男状態ですから,言い訳はやめておきましょう。

実は,今年は既に2回も海外に行きました。
3月に初めてインドへ。また,5月には何度目かの韓国へ。いずれも学会発表です。
相変わらずバタバタと余裕がない出張ですが,
相変わらず,ごみ箱その他はそれなりに写真を撮っていますので,少しずつ紹介を。




さて,韓国の廃棄物学会は,今年は,Jeonju(全州)と言う所で開かれた。
もちろん行ったことがなくて知らなかったのだが,
百済時代に出来た古い街で,昔の街並みや文化が残っている,観光客が多い街らしい。
実際,泊まったホテルのすぐ裏に,昔の街並みを残したエリアがあって,
修学旅行生らしき学生さん達が,たくさん旅行に来ていた。

ただ,この全州,ソウルから遠くて,エアポートリムジンで3時間半かかる。
関空から仁川まで2時間弱で,韓国内を高速バスで3時間半,
夜の会議と翌日の学会発表とシンポジウムに参加して,
また帰って来るという,いつもながら何をやっているのかという慌ただしい出張。
もう少しゆっくり出来れば良いのだが。

長距離の高速バスを使うので,サービスエリアで休憩が入る。
で,目は自然とごみ箱へ。

韓国のサービスエリアのごみ箱は,このブログでも過去に2回,取り上げている。
1回目は,こちらで,2009年の6月
2回目は,こちらで2013年の2月になっている。

2回目は,1回目に見たごみ箱からデザインが変わっていました……という内容だったが,
今回も,また少し変わっていた。
272-seoul01.jpg

272-seoul02.jpg

272-seoul03.jpg
分かるでしょうか。分別項目の英語表記が追加されています。

以前のはこちら。
blog_import_52cd0c36643bc.jpg
こちらは英語表記がありません。

ハングルが分からない私には,明らかに分かりやすい。
観光客も多いだろうから,きっとこの方が助かる利用者も多そうだ。

私も,似て非なるごみ箱の写真が撮れて満足な旅だった。




プロフィール

水谷聡

Author:水谷聡
@大阪市立大学 工学部 都市学科

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