廃棄物とおもちゃに関するセミナー2013
すみませんが,宣伝です。
過去にもこのブログで紹介したことがある,恒例の「市民と学生のためのセミナー」のご案内です。
直前のご案内ですが,★今週の土曜日★に大阪で開催します。
毎年,いろいろなテーマで開催していますが,今年はおもちゃです。
壊れたおもちゃを直してまた遊べるようにする「おもちゃドクター」の嶋田弘史さんと,いらなくなったおもちゃを他の子のおもちゃと交換する仕組み「かえっこ」に関して伊藤真理さんにお話しいただきます。
リサイクルが声高に叫ばれていますが,それより前に考えるべきは,リデュースとリユース。修理は「リペア」と言われますが,ごみにしない,新しいものを買う必要がない,と言う意味では,リデュースの一つで,いずれもリサイクルを不要とするような取り組みです。
チラシでは先週土曜日が受付締切となっていますが,まだまだ余裕がありますので,直前まで受け付けます。少しでも興味のある方は,ぜひ,参加をご検討下さい。資料として配付される『循環とくらし』もお薦めです。
興味がある方は,お気軽にkansai-cs2013@jsmcwm.or.jp へ。
五山の送り火とお供え物の回収箱
夏休みには短い時間の合間に,あちこち出掛けたのだけれども,お盆前のオープンキャンパスの学科責任者に当たっていたので,何となく落ち着かない日々だった。
とは言いながら,お盆には,京都では大きなイベントがある。大文字焼きなどとも呼ばれる,五山の送り火である。
子供の頃は愛知県に住んでいたのだが,祖父母が京都の伏見に住んでいて,お盆は京都で過ごすことが多かった。送り火には特に大きな感慨は抱かなかったものの,いつもは禁止されているマンションの屋上に登れるのが嬉しかった。
学生になって京都に住むようになると,お盆の時期は夏休みだし暑いので,むしろ京都から逃げ出していることも多かった。クラブの先輩に「大文字なんか,まあ4年のうちに1回見れば充分」と言われたことも思い出す。確かに火は付いていないものの,大の字だけなら,いつでもキャンパスのすぐ近くで見上げることができるのだから,それもそうだと思って,学生時代には,送り火を見た記憶があまり無い。
最近は,送り火の人気も高まっているようだ。「そうだ,京都いこう」のキャンペーンで京都は大ブレイクして,新緑と紅葉のシーズンは観光客で大賑わいだが,夏は暑さもあって観光が落ち込む。そこで,市としては,この五山の送り火を夏の観光の目玉として大々的に宣伝していると聞いたことがある。まあ,遠くから毎年見に来るようなものではないと思うが,ニュースなどでもよく取り上げられるし,一度くらいは見たいと思う人は多いかもしれない。
う~む,お盆に現世に出てきた幽霊のようですね。
そういえば,この日(8/16)に京都市内を移動していたら,あちこちで,こんな箱を見つけた。
ごみ箱と言っては罰当たりですね。
お盆のお供えを回収する箱。
回収時間は決まっているのかしらん。京都市が無料で回収しているようなので,機会があったら京都市の人に詳細を聞いてみよう。
それはともかく,「段ボールは,別途リサイクルします」と言うのと,「お供物以外は入れないで」というのが,世相を反映していて興味深かった。こんな所に(お供え物以外の)ごみを捨てたら,それこそ罰が当たりそうだが,書いておかないとごみで溢れるのだろうか?そちらの実態も,ぜひ聞いてみたい。
ホットドッグはいかがですか
まいにち,暑いですね。
あちこちでいろいろなごみ箱を探しているが,お店の看板になっているごみ箱はあまり見掛けない。日本では薬局で,ときどき薬のビンを模したごみ箱を見るぐらいである。
海外では,時々,食べ物屋さんの看板になっているごみ箱を見ることがある。
これは,オランダのアムステルダム,国立美術館からゴッホ美術館へ行く途中の露店にて。
おや,あれは……。
ホットドッグの看板です。
食べたくなりませんか。
米国の国旗を羽織っているのですね。
しかしよく見ると,ごみ箱の上に置物を置いただけかも。
厳密には看板になっているごみ箱では無さそう。
でも,店の宣伝には充分なっていますね。