センター試験も無事おわり

 大学の教員というのは,基本的に自分の好きなことだけを学生時代からずっと続けていることを許されているわけで,とても恵まれた職業だと思っている。しかし,嫌な仕事もしないといけないのは,社会人としては当たり前である。

 

 一口に嫌な仕事といっても,まだましな仕事もあれば,とても嫌な仕事もある。大学教員にとって,とても大切なのだけれども,本当に嫌な仕事が大学入試の監督である。

 

 入試などと言うのは,つつがなく終わって当たり前で,トラブルがなくても褒められないし,ちょっとでも間違いがあると叩かれる。なんとも割が合わない。

 

 特に大学入試センター試験は,日本全国で60万人近い人が一斉に受ける試験で,全員に平等に受けてもらうことが前提となっているから大変だ。受験生に対して話しかける言葉なども入試センターから一言一句指定されているし,小さなトラブルが起きたときも,自分たちでは決して判断できず,大学の入試本部や入試センターに判断を仰ぐことになる。

 

 自分が受験生の時には(共通一次だったけど),「どうしてこんなに同じことばかり何回も聞かされるのだろう」と思っていたのだけれども,実施する側になると,その事情がよく分かる。

 

 まあ何より受験生が真剣に取り組んでいるので,それには応えないといけないと思うけれども,”教室内で一箇所に留まっていると特定の受験生に妙なプレッシャーを掛けることになるからいけない”とか,”巡視に歩き回りすぎて靴音を立ててはいけない”とか,いろいろな注文を付けられて,監督している方も大変なのである。

 

 今年は,担当した教室が150人も受験する大教室だったけれども,大きなトラブルもなく無事に終わってくれた。私は自宅が遠く,電車の事故なども怖いので,金曜日の夜から2泊3日で研究室に泊まり込んのだが,そんな努力も報われて,やれやれである。

 

 受験生の人たちも結果が良ければいいのだけれども,どうだったでしょうか。

 

 

教室を出た所に置かれているごみ箱。

上の貼り紙がセンター試験仕様。

 

 

 

みなさん,きちんと持ち帰ってくれましたか?

 

 

 

 

 

 

 

プロフィール

水谷聡

Author:水谷聡
@大阪市立大学 工学部 都市学科

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