トイレがある安心
ジョギングなどしているときに,公衆トイレが近くにあると安心,という記事。
私もトイレが近いので,この感覚はよく分かる。お腹が急に痛くなることも多いので(IBSかもしれない),どこかへ出掛けるときもティッシュペーパーは必ず持ち歩いているし,電車なども,トイレがある車両の近くだと何となく安心する。依存症?
花見の時期は終わったが,花見の時などもトイレが気になると,思う存分は飲めないし,トイレの列に並んでイライラするのも気が重い。トイレの横で花見というのも冴えないが,トイレを探してさまようのと比べるとましかも知れない。
最近は,公衆トイレの地図(だか,それを探すアプリだか)も市販されているらしい。「はばかり」などと日陰者扱いされることもあるが,やはり無くてはならないものだけに,きれいなトイレが堂々と街中にある方が良いように思う。
デンマーク・コペンハーゲンにあった公衆トイレ。
有料で,コインを入れるとドアが開く仕組み。
お金を惜しんで入らなかったが,後学のために入っておくべきだったかも。
油断大敵?
間が空いていますが,東京観光の続きを。
東京観光の初日は,江戸東京博物館へ。
JRの両国駅を出ると,目の前に両国国技館があり,そのすぐ近くに江戸東京博物館があるのだが,その間に,東京都下水道局の両国ポンプ所という施設があった。
低地に降った雨を川に排水するためにポンプアップする施設で,見学会の様子を紹介するニュースを,youtubeで見ることが出来る。→こちら。
で,気に入ったのが,博物館に向かう通路に貼られていた看板。
前回は当て字の話でしたが,この手のだじゃれも日本人は得意ですね。
油を下水道に流すのは良くない,というのはよく聞く話だけれども,長々と理屈っぽいお説教を聞くよりは,「油断快適」と一言で言ってもらえる方が,ずっと効果的かもしれない。思わずニヤリとさせられた。
江戸東京博物館は,評判に違わず,なかなか面白かった。下水繋がりでこんな一枚を……。
肥桶を担いでみるという,体験コーナー。ちょっとへっぴり腰気味ですね。
肥料の少なかった江戸時代には屎尿が肥料として売買されていたというのは,有名な話。江戸の循環型社会の象徴です。
このおかげで,江戸の街はその当時の世界の大都市と違って,街中が非常にきれいだったようだ。パリなどでは,屎尿は建物の窓から道路に撒き散らしていたそうで……。