ペットボトルの蓋2
ペットボトルの蓋を白無地のものに統一すると言う記事を見つけた。震災の影響で蓋が不足して飲料水の増産が難しくなっていることから,飲料大手が白無地のもので統一することに合意したとのこと。これによって,作業効率が上がって,供給力が1割程度上がるらしい。
元々は複数のラインで蓋を作っていたので,ロスがあったと言うことではないのかもしれないが,ペットボトルの蓋ぐらい,どの飲料でも同じで良いのではないかと思う。
電力不足に対応するために,ソニーが独自のサマータイムを導入したり,夏休みをずらすことで,電力の使用ピークをずらす工夫をするとのニュースも流れていた。
電力需要を25%減らすなどというのは,とんでもなく大変なことのように思うが,サマータイムや夏休みを少しずらすなどと言うのは,その気になれば簡単に出来るように思える。
これまでの日本は,少しでもモノを買わせよう,エネルギーを使わせよう,という動きばかりだった。しかし,これからは省エネルギーや省資源を本気で考える必要がある。それは電力供給が戻るまでの一時的なものではなく,そういう社会に作り替えていくことが大切だと思う。
コンビニに置かれていたペットボトルの蓋を分別回収できるごみ箱。
中を覗いたら,一緒になっていましたが……。
ペットボトルの蓋の分別回収の様子。
名古屋大学のキャンパスで。