オランダの共通ごみ箱(緑)
オランダのごみ箱と分別基準は国全体で統一されている,という話は以前に少し触れた。ごみ箱も共通になっていると書いたが,その写真になかった緑のごみ箱の話題を。
昨年オランダ出張中の休日に,アーネムへ出掛けたときのこと。アーネムは小さな街で,普通の観光客はあまり行かないが,事前に調べたところ「水の博物館」がある。大阪市にも「下水道科学館」や「水道記念館」といった環境教育施設があるが,この手の施設は仕事がら興味があるし,何より個人的に大好きである。と言うことで,アムステルダムから特急で2時間ぐらいかかるのだが,遠足気分でとことこ出掛けていった。
国鉄のアーネムの駅。
しかし「水の博物館」の話題は別の機会に譲ることにして,今日は緑色のごみ箱の話を。
これは博物館へ行く途中に庭掃除をしているおじさんを見掛けたので,声を掛けて写真を撮らせてもらったもの。
運びやすいように車輪が付いているのも特徴です。
「ごみ箱の中身を見せて下さい。」と言うと最初は怪しまれたようだが,名刺を見せながらごみに興味があると伝えると,いろいろと教えてくれた。最後には親切に「今日は休みだが,月曜日に市役所に行けば,ごみに関するパンフレットなども手に入るから,ぜひ行きなさい。」とも。こちらは日帰りなので,残念ながらそこまでは時間がなかったが。
こちらが緑のごみ箱の中身。
街中には置かれていないのだが,個人の庭には置かれているようです。
剪定ごみなど,植物系のごみを入れるごみ箱になっています。
こちらはお世話になったハンス先生のお宅のごみ箱。
やはり庭があれば一台は,緑のごみ箱があるようです。