ナポリのごみ箱
日本では朝ごみを出しておくと、たいていの場所では昼までには無くなってしまうから、それが当たり前だと思っているが、それはきちんとごみを回収してくれる人がいるからである。ごみを捨てる時に、集める人や処理する人のことを考えている人はあまり多くないように思うが、毎日ごみを集めている人たちの苦労は相当の物だと思う。
都市ごみを回収するに当たっての苦労は、坂本信一さんの『ゴミにまみれて-清掃作業員青春苦悩篇』を読むとよく分かる。今は市販されているのか分からないが、かつては径書房から単行本が、筑摩書房からは文庫本(ちくま文庫)で出版されていたので、古本なら手に入ると思う。
私は電車を使って通勤しているので電車のストがあると困るが、ごみ回収の人たちのストライキが起こったらずっと大変だろう。ナポリでのごみ回収業者のストは、2年ほど前に聞いたことがあったが、また再燃して、街にごみが氾濫しているようである。これは回収業者の反乱であると同時に、ごみそのものの反乱とも言えそうだ。
ナポリのごみ箱。
家族が春に旅行に行って撮ってきてくれたもの。
この時は、街にごみは溢れていなかったようです。
向こうに見えるのは卵城。
名所がいろいろある観光都市なのに、
ごみで有名になるなんて不本意でしょうね。
「ゆずすこ」高橋商店のトイレ
今年の夏休み遊びに行った九州でも、いくつかごみ箱を見ることが出来たが、印象に残るトイレもいくつかあった。そのうちの一つは、福岡の「高橋商店」にあったトイレの貼り紙。
高橋商店は、ゆず胡椒をタバスコ風にした「ゆずすこ」を売っているお店で、テレビなどでも何度か取り上げられているらしい。行くまで全く知らなかったが、試食してみて鍋物にはピッタリという感じ。冬が楽しみである。
高橋商店にて。
座っていろいろと試食させてくれるテーブル。
ところで、今回行った旅行は九州各地を回るバスツアーだったので、他の方に迷惑をかけないように休憩時には必ずトイレに寄っていた。で、ここでもトイレへ行ったら目の前に、こんな貼り紙が。
植村花菜さんの「トイレの神様」のことには、以前このブログでも触れたが、奈良ではトイレの神様が最も位が高かった、というのも、良い話だと思った。
不二家ペコちゃんのごみ箱
「ペコちゃん歌」が出来たとのニュースをイザ!で見た。前から一度、ニュースにリンクさせたブログを書いてみたいと思っていたので簡単に。
半月ほど前、大阪市内のある事業所で、ごみ箱に使われているペコちゃんを見掛けた。
正確には「ペコちゃんのごみ箱」ではなく
「ごみ箱に使われているペコちゃんの缶」です。
コレクターの方には、垂涎ものでしょうか?
それにしても、幸せそうな顔をしていますね。