空の上のごみ箱
関空のごみ箱を紹介した後,スキポール空港のごみ箱を紹介したのだが,実はそれまでにも空の上でごみ箱の写真をいくつか撮っている。飛行機の中のごみ箱である。
今回の出張では,KLMで関空とアムステルダムを直行したのだが,行きも帰りもドラマがあり,12時間あまりのフライト楽しく過ごすことが出来た。ただその間もごみ箱の写真のことは頭にあって,何枚かごみ箱の写真を撮ったのである。
飛んでいる時は普通に過ごしていてほとんど意識しないが,飛行機などというのは究極の閉鎖空間だから,実はトイレやごみ箱などはとても重要なはずであ る。一回のフライトでどれぐらいのごみが出るのか,屎尿が出るのか,と言った話は非常に興味深い。
実は今回のフライトでは,キャビンアテンダントの人と話をすることができて,いくつかごみの様子を見せてもらったり,ごみ箱に関する面白い話も聞いたのだが,Webで公表することを断っていなかったので,それほど大した話ではないと思うのだが,とりあえず公表するのは止めておく。
でもせっかくなので,ひとつだけ。誰でも普通に見ることが出来るごみ箱なので,これなら問題ないでしょう,きっと。
トイレの中にあるごみばこ。
洗面所の脇にある,手を拭くペーパータオル用のもの。
電気の加減か,色合いが少しおかしい。
蓋を開けるとこんな感じ。
揺れる機内で片手で撮ったので,手ぶれ+ピンぼけですが,色合いは何故か普通の感じ。
当然ですが,煙草を捨てるのは禁止です。
オランダへ到着~スキポール空港で待ち合わせ
アイスランドの火山の噴火でヨーロッパの空港は軒並み閉鎖しており,大混乱である。ヨーロッパの人たちはEU内を国内旅行のように飛び回っているので,飛行機が飛ばないとなると大変だろう。僕は飛行機にはあまり乗らないが,日本でも国内を飛行機で飛び回って働いている方々は多いはずで,空港が完全に閉鎖された状況というのは想像できない。
海外旅行や出張中の人たちも現地で足止めをされた人が沢山いるようだ。自分も今回は無事に帰って来られたが,火山の噴火が少しずれていたらオランダで足止めをされていたかもしれず,他人事ではない。それにしても地震などと違って災害の直接的な被害ではないにも拘わらず,空港が完全に閉鎖してしまうなどというのには驚いた。自然の驚異,というよりも,人間の技術の無力さというのを感じさせられる。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
さて自分のオランダ出張の時のスキポール空港の話である。当日は僕が18時半頃に到着予定で,受け入れてくれる研究者(ハンス先生)はストックホルムから19時半頃に到着する予定だということが分かったので,空港で待ち合わせることになった。しかし,それが分かったのが出発の前日で,待ち合わせ場所については連絡待ちのまま決まっていなかった。
出発前にラウンジでメール(とごみ箱)をチェックしたが連絡は入っていなかったので,仕方なく「20時15分まで待って会えなかったら20時半の列車で一人でホテルに向かいます。」とだけメールを送っておいた。(空港からホテルの最寄り駅までは特急で1時間程度かかる。日本からオランダの列車の時刻表はWebでチェックしておいた。こういう点は本当に便利。前回訪問した15年前には全く考えられなかった。)
待ち合わせのメールはほとんど諦めていたのだが,飛行機への搭乗直前に,携帯電話に次のようなメッセージが飛び込んできた。
"Oke Will do. Expect to see you this evening. Best place to meet is in the main hall at the meeting point, which is a big cube with red and white squares all over its surface. It is close to the entrance to the platforms of the trains."
「じゃあ,そうしよう。会えるといいけどね。メインホールの赤と白の正方形で囲まれた大きな立方体の所で会おう。列車のホームへの入口にも近いよ。」
という感じか。この書き方なら,少なくとも誰かに聞けば場所は分かりそうだが,自分だけで簡単に見つけられるかどうか,そもそもa big cube with red and white squaresがどんなものなのかと考えながら,空港の中を歩いていくと……。
う~ん。たしかに紅白の立方体(笑)。待ち合わせの人もいる。
ごみ箱を入れてもう一枚。これは分別もない面白みのないものですが。
私もこの後,ここに30分ほど座っていて,無事にハンス先生に会えました。
オランダへ到着~スキポール空港01
関空から12時間程度のフライトでオランダのスキポール空港(Amsterdam Airport Schiphol)へ。今回は直行便で乗り換えがないので楽である(と言っても12時間のフライトは疲れるが)。関空でばったりお会いした知人の方は,これからさらにイタリアまで行かれるとのことで,ここでお別れ。
入国管理では,かなり待たされたが,無事に入国出来た。後は,受入研究者と空港で落ち合うだけなのだが,それまで1時間ほど待ち時間がある。で,目に付いたのが,こちらのごみ箱。
なかなかおしゃれなごみ箱。ペットボトル,紙,その他のごみ,の3分別。
その他が「waste」ということは,ペットボトルや紙はごみ(waste)ではないということか。
上から見ると,こんな感じ
なんだかドーナツみたいですね。
いま気がつきましたが,英語だけで書かれているんですね。
国際空港だからでしょうか。ちょっと珍しいような。