第8回3R・低炭素社会検定
昨日は,第8回の3R・低炭素社会検定の検定日。
直接の試験監督ではなかったのですが,大阪会場のサポートに行っていました。
指導している学生も何人か受験していたので,その応援も兼ねまして。

写真を撮っている時間がなかったので,HPのスクリーンショットでお茶を濁しておきます。
うちの学生も気掛かりですが,お金を払って講習を受けた下さった方々のことも気になります。
4択とは言え,中にはかなり難しい(細かい知識が問われる)問題もあったようですが,
結果はどうだったでしょうか。
合格していると良いのですが……。
直接の試験監督ではなかったのですが,大阪会場のサポートに行っていました。
指導している学生も何人か受験していたので,その応援も兼ねまして。

写真を撮っている時間がなかったので,HPのスクリーンショットでお茶を濁しておきます。
うちの学生も気掛かりですが,お金を払って講習を受けた下さった方々のことも気になります。
4択とは言え,中にはかなり難しい(細かい知識が問われる)問題もあったようですが,
結果はどうだったでしょうか。
合格していると良いのですが……。
職場の近くのごみの山
職場の近くに,
自転車・ミニバイクの放置を咎める看板が以前から立っていたのだが,
少し前から,ごみが増えだしたな,と思ったら
ごみの山がどんどん大きくなっている。

少し前まで,自転車とバイクが一台ずつ放置されていただけだったのですが。
あれ,家庭ごみが捨ててあるな,と思ったら,
日に日に同じようなごみがどんどんと増えてきて,
まるで,ごみが自己増殖しているようだ。
どこまで増えていくのか,恐ろしい。
最初に捨てる人は,後ろめたい思いもあるのだろうが,
こんな風にごみが溜まってくると,
後から見た人は,そこがごみ捨て場のように思えてきて,
罪悪感もなしに捨ててしまうのだろう。
ごみの不法投棄は,倫理観の不法投棄でもあると思った。
=-=-=-=
毎度のことながら,すっかりご無沙汰で,すみません。
今晩から2泊3日で中国へ出張しますので,
またごみ箱の写真を撮ってきたいと思います。
自転車・ミニバイクの放置を咎める看板が以前から立っていたのだが,
少し前から,ごみが増えだしたな,と思ったら
ごみの山がどんどん大きくなっている。

少し前まで,自転車とバイクが一台ずつ放置されていただけだったのですが。
あれ,家庭ごみが捨ててあるな,と思ったら,
日に日に同じようなごみがどんどんと増えてきて,
まるで,ごみが自己増殖しているようだ。
どこまで増えていくのか,恐ろしい。
最初に捨てる人は,後ろめたい思いもあるのだろうが,
こんな風にごみが溜まってくると,
後から見た人は,そこがごみ捨て場のように思えてきて,
罪悪感もなしに捨ててしまうのだろう。
ごみの不法投棄は,倫理観の不法投棄でもあると思った。
=-=-=-=
毎度のことながら,すっかりご無沙汰で,すみません。
今晩から2泊3日で中国へ出張しますので,
またごみ箱の写真を撮ってきたいと思います。
リユースビンのお茶『と、わ(To WA)』
先日のいこま会議のテーマは,「容器包装廃棄物と2R」で,
自分の専門とは違っていたから不安も多かったのだけれども,
それだけに,これまでお付き合いのなかった方々と知り合いになれた。
大きなメリット。
そのお一人が,リユース式のガラスびんでお茶を提供している
World Seedという団体の中島さん。
実は,この団体のお茶は,しばらく前に堺市のごみ減量審議会の時に
見ていて,写真を撮っていたのでした。

携帯電話で撮って,ピントが甘いのですが。


見にくいのですが,Rのマークが分かりますか。
Rビン(リユースビン)であることを示しています。
自治体のごみ関連の委員会などに時々呼ばれているが,
お茶はペットボトルで提供されることが多い。
飲みきらずに持ち帰ることもしばしばなので,その点では便利なのだが,
ごみを減らすと言う観点からは,リユースビンはもっと見直されても良いはず。
特にごみ減量の委員会などでは,もっと活用されてもいいのではないかと思う。
広く使われるようになれば,競争力も付くだろうし。
ところで「競争力」と言ったが,
いまはペットボトルとリユースビンの競争は対等になっていない。
京エコロジーセンターの高月先生が,漫画で,その点を端的に指摘されている。

ワンウェイ容器(使い捨て容器)は,事業者は売ることだけを考えれば良いけれども
リユース容器では,回収して洗って,という費用を事業者が負担しないといけないので
経済的に大きなハンディを負っている,ということを示している。
つまりリユース容器は,回収コストまでを総て価格に内部化させているということ。
で,そこまでは認識していたのだけれども……。
今回の会議の中で会場の参加者から
「栓抜きが必要なのは不便。蓋はどうにかならないのか。」
との質問があった。私も不思議に思っていた。
その答えは,
「ネジ式(スクリューキャップ)は,割れやすいので,
繰り返し洗って使うリユースビンでは難しい。」
「オロナミンCのようなキャップ(マキシキャップ)は,
衛生上の課題(高温で加熱という条件)から難しい。」
という答えだった(*注)。
なるほど。
言われてみれば,
オロナミンCのびんも,昔あったスクリューキャップのガラスびんも
ワンウェイ(使い捨て)で,ガラスとしてはリサイクルされるけれども,
リユースされている訳ではない。
この話を聞いて,
「リユースビンというのは,衛生上のリスクや,ビンの口が欠けるリスクまで
内部化しているのだなあ」
と,企業がリユースビンを使うことの大変さを改めて感じた。

デンマークのスーパーマーケットに置かれていたリユースビンの自動返却機。
持参した空き瓶を投入するとコインが返ってくる仕組み。
(*注)その後,コメントをいただきました。
割れやすかったり,加熱上の制約はあるが,設備投資や大規模な展開が出来れば,導入する可能性はあるそうです。
自分の専門とは違っていたから不安も多かったのだけれども,
それだけに,これまでお付き合いのなかった方々と知り合いになれた。
大きなメリット。
そのお一人が,リユース式のガラスびんでお茶を提供している
World Seedという団体の中島さん。
実は,この団体のお茶は,しばらく前に堺市のごみ減量審議会の時に
見ていて,写真を撮っていたのでした。

携帯電話で撮って,ピントが甘いのですが。


見にくいのですが,Rのマークが分かりますか。
Rビン(リユースビン)であることを示しています。
自治体のごみ関連の委員会などに時々呼ばれているが,
お茶はペットボトルで提供されることが多い。
飲みきらずに持ち帰ることもしばしばなので,その点では便利なのだが,
ごみを減らすと言う観点からは,リユースビンはもっと見直されても良いはず。
特にごみ減量の委員会などでは,もっと活用されてもいいのではないかと思う。
広く使われるようになれば,競争力も付くだろうし。
ところで「競争力」と言ったが,
いまはペットボトルとリユースビンの競争は対等になっていない。
京エコロジーセンターの高月先生が,漫画で,その点を端的に指摘されている。

ワンウェイ容器(使い捨て容器)は,事業者は売ることだけを考えれば良いけれども
リユース容器では,回収して洗って,という費用を事業者が負担しないといけないので
経済的に大きなハンディを負っている,ということを示している。
つまりリユース容器は,回収コストまでを総て価格に内部化させているということ。
で,そこまでは認識していたのだけれども……。
今回の会議の中で会場の参加者から
「栓抜きが必要なのは不便。蓋はどうにかならないのか。」
との質問があった。私も不思議に思っていた。
その答えは,
「ネジ式(スクリューキャップ)は,割れやすいので,
繰り返し洗って使うリユースビンでは難しい。」
「オロナミンCのようなキャップ(マキシキャップ)は,
衛生上の課題(高温で加熱という条件)から難しい。」
という答えだった(*注)。
なるほど。
言われてみれば,
オロナミンCのびんも,昔あったスクリューキャップのガラスびんも
ワンウェイ(使い捨て)で,ガラスとしてはリサイクルされるけれども,
リユースされている訳ではない。
この話を聞いて,
「リユースビンというのは,衛生上のリスクや,ビンの口が欠けるリスクまで
内部化しているのだなあ」
と,企業がリユースビンを使うことの大変さを改めて感じた。

デンマークのスーパーマーケットに置かれていたリユースビンの自動返却機。
持参した空き瓶を投入するとコインが返ってくる仕組み。
(*注)その後,コメントをいただきました。
割れやすかったり,加熱上の制約はあるが,設備投資や大規模な展開が出来れば,導入する可能性はあるそうです。